ムーニーの子育てを描いたCMに、「母親にワンオペ育児をさせている!」と批判が寄せられている問題で、同じく子育てを描いたパンパースのCMがネット上で大絶賛されています。

 

 

ムーニーのCMは2016年12月に公開されたもので、母親の慣れない育児への葛藤が描かれた内容になっています。

 

植村花菜さんが歌う「moms don’t cry」のやさしいメロディーと共に話は進み、

困惑したり、苛ついたり、自信をなくしながらも子育てを続けて、最後に

「その時間が、いつか宝物になる。」

というメッセージが映し出されます。

 

問題のCMがコチラ

 

このCMには母親以外が育児に協力する姿が映されておらず、

視聴者からは、

 

・軽い気持ちで見てみたら、息子乳児期のワンオペ時代をフラッシュバックしてうっかり吐きそうになった。

・絶望感が生々しく蘇って涙出てきたよ。あの日々は宝物なんて思えないし、なって欲しくもないし、あんな思いをする人が一人でも減ってくれたらと願うばかり。

・ワンオペ育児でノイローゼになりかかったりなった方はフラッシュバック起こすので、真面目に見ないほうが良い。

・ママがかわいそうで辛くて、助けてくれる人が出てこなすぎで、心がギュッとなる。

 

といった意見が出ています。

 

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一方パンパースのCMには、子守唄を歌う母親、抱っこをする父親、本を読む為に文字を勉強する祖母などが、幸せそうに子供と過ごす姿が映されています。

 

パンパースのCM

 

パンパースのCMに批判的意見はなく、それどころか

 

・ムーニーのCM見た後にパンパースのCM見たら泣けてきました。こんな風に社会から赤ちゃんと赤ちゃんを連れている自分が暖かく受け入れられてるって実感できたら、どんなに安心だろうか。

・ムーニーのCMへの納得出来ない気持ちが、パンパースのCMみておさまりました。

 

と、比較してとても感動したという意見が多くありました。

 

ムーニーのCMを制作したユニ・チャームは、「子育てのリアルな日常を描くことで応援につなげたいという思いがありました。」とし、“ワンオペ育児”を推奨している訳ではないと話しています。

また、P&GはパンパースのCMについて「生まれてくる全ての赤ちゃんの成長を応援したいというのがブランドの信念であり、その信念を伝えたいと思った」とコメントしています。